ハリウッドで生き残れたら、人生少しラクになる! MASAKO MASUDA ハリウッドのテレビ・映画界でしぶとく生きるセットデザイナー

増田昌子のProfile

20代に単身ロサンゼルス目指し、ハリウッド映画の世界にチャレンジ……「カルチャーの違い」を痛切に感じつつもなんとかユニオン(Art Directors Guild)に加入。以来、ハリウッド生活で手がけた作品は「ジュラシックパーク」「ラストオブモヒカン」「永遠に美しく」、「A.I.」「ポーラーエクスプレス」「ディープインパクト」「恋愛小説家」「さゆり」「ベンジャミン バトン」「エリンブロコビッチ」「ジュラシック ワールド」「アベンジャーズ:インフィニティ ウォー」など。
その中には、お陰様でアカデミー賞美術賞受賞やノミネート作品もあり、今もしぶとく生き残っている。競争社会アメリカで、更に輪を掛けて競争する映画産業で生き残るために必死になるということ……それまでは遠くの憧れだった映画やテレビでホントに仕事すること、そして素晴らしい友人を作っていくことなどを通して、気がついたら随分しぶとくなっていた。

現在ではAFI (American Film Institute)映画大学院のProduction Design 学部で講師も務め、将来のデザイナー達に教えている。仕事仲間達と一緒に今でも果てしも無く文句は言い続けるが、まあどんなことにでも対処できる自信がついて、人生少しラクになった。

Masako Masuda

PORTFOLIO

もっと見る

BLOG

もっと見る

What isSET DESIGNER

増田昌子のセットデザイナーとしての実績の数々

セットデザイナーとは、文字通り映画やテレビのセットをデザインする仕事です。映画に映るビジュアルなもの全てが対象となります。映画監督の思い描くイメージに合わせて、 他のセット デザイナー達と共同して、リサーチから3D、モデル、スケッチなど、コンピューターを駆使して、一から作り上げていきます。そして、変動する予算、スケジュールに合わせながら、数限り無い修正を重ね、セットを実際に建ててくれる建築部、家具を扱う装飾部とも密接に連携しながら、最終デザインを完成します。